【需要拡大】紅茶・お茶市場は拡大中!2030年には756億ドル規模へ

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【需要拡大】紅茶・お茶市場は拡大中!2030年には756億ドル規模へ

皆さん、日々の紅茶は楽しまれていますか?

最近は私の周りでも紅茶を飲む人が増えてきたように感じます。

 

世界的にも紅茶・お茶の需要は拡大しているのをご存じですか?

2000年から伸び続けてきた茶生産量は、コロナの影響もありここ数年、さらに拡大しています!

 

今回は需要が拡大する茶市場についてまとめてみました。

世界的にも、国内的にも市場が活発になると予想され、さまざまな商品の登場が期待できます。

 

 

時間がない方は、まとめでざっくり理解しちゃいましょう!

この記事のまとめ

  • 世界的に茶需要は拡大中
  • 茶市場は2030年に756億ドルの市場になると予想
  • 巣ごもり需要は落ち着いても日本国内の消費は高水準
  • はちみつ×紅茶などの新たな紅茶が続々登場

 

 

 

 

世界でも日本でも紅茶市場は拡大中

2000年から世界の茶生産量は伸び続けており、20年間で2倍以上に拡大しています。

2021年の世界の茶市場は472億ドルでしたが、2030年には756億ドルに達すると予測。

 

国内に目を向けると、巣ごもり需要は落ち着きをみせているものの、消費は依然高い水準です。

国内市場も成長が見込まれ、注目を集めています。

 

何故、茶市場はこれほど拡大傾向にあるのでしょうか。

世界、そして日本の要因をそれぞれ分析してみましょう。

 

世界の茶市場

世界の茶市場は2030年まで、年平均成長率(CAGR)5.1%で成長すると予測されます。

実際に茶の生産量は世界全体で増産が続いており、需要は陰りをみせません。

 

需要拡大の要因は何でしょうか。

大きく4つの要因をまとめてみます。

 

  • 健康関連の懸念が高まっていること
  • 電子商取引の拡大
  • コロナによる影響
  • アジア、ヨーロッパでのお茶に対する強い関心

イメージしていた通りでしょうか?

それぞれについて見てみましょう。

 

健康関連の懸念が高まっている

世界的にフルーツジュースや炭酸飲料からお茶へ移行する方が増えているのはご存じですか?

近年、フルーツジュースや炭酸飲料が健康にもたらす問題に注目する方が増えてきました。

 

ポイント

紅茶に限らず、ノンアルコール飲料の消費が増加しているのも同様の理由です。

 

当ブログでも何度も取り上げているように、紅茶は健康に良い効果を多く持っています。

 

そのためジュースや炭酸に代わる、適切で健康的な代替品としてお茶に注目が集まっています!

 

また、カフェインの再評価やカフェ文化の台頭も大きく影響。

カフェインの摂取では、エナジードリンクやコーヒーに比べ含有量の少なく、穏やかな刺激効果を持つ茶が選ばれています。

 

健康面で特に注目を集めているのがフレーバーティー。

紅茶市場でも大きく成長しています。

 

電子商取引の拡大

電子商取引の拡大も世界的な需要拡大に大きく影響しています。

つまりアマゾン、アリババ、ウォールマートなどで簡単に紅茶を購入できるようになったためです。

 

私も最近ではほとんどの商品をアマゾンや楽天で購入しています。

 

IT技術の進歩がお茶市場にも良い影響を与えています。

世界中の紅茶を簡単に手に入れられるようになったので、需要は更に高まりますよね。

 

ポイント

電子商取引とは異なりますが、SNSなどで美味しいお茶のレシピなどが簡単にみられるようになったこともプラスの影響を与えています。

 

 

コロナ禍による影響

コロナの大流行は、茶市場にとってはポジティブな影響を与えています。

自宅で過ごす時間が増加したことで、気軽に楽しめる緑茶や紅茶人気が高まっています。

 

コロナ禍でお茶を飲むようになったという方も多いのではないでしょうか。

 

健康志向や体調管理への関心が高まっていることも大きいです。

お茶の成分が免疫力を高めると考える方も多く、より消費量が拡大しました。

 

アジア、ヨーロッパでのお茶に対する強い関心

アジアでは特に健康面でのメリットに高い関心が持たれています。

紅茶は依然として高い人気があり、緑茶は健康志向の方から注目を集めました。

 

ポイント

健康志向を前面に出した商品が多数登場していることも需要拡大につながっています。

 

中国やインドなどで注目を集めているころで、消費は増加の一途をたどっています。

一方、ヨーロッパではアフタヌーンティーへの嗜好が高まっています。

また若者は多様性のあるティータイムを楽しんでおり、消費拡大につながっているそうです。

 

国内の紅茶市場

日本国内での紅茶需要も拡大しています。

2020年には巣ごもり需要でピークになり、多少反動はあったものの、輸入量は増加傾向です。

 

紅茶市場の拡大を受けて、2021年以降多くの飲料メーカーが新商品を打ち出しています。

 

クラフトボスやタリーズなどのコーヒーメーカーが参入したことも大きかったのではないでしょうか。

この傾向は今後も続くのでしょうか。

 

紅茶が日常の飲み物に

紅茶と言えば、ティータイムのように特別な時間に飲むイメージがありました。

しかし最近ではお手軽なティーバッグの商品やオリジナルティーが一般に広く知られるようになり、日常で飲まれるようになっています。

 

ポイント

1年に一度以上紅茶を購入する人は2018年には3828万人でしたが、2020年には4134万人に増加したというデータもあります。

爆発的というよりは、堅実に増加していると言えます。

 

魅力あるフルーツティーやオリジナルティーが次々に登場

ここ数年の間に多くのフルーツティーやオリジナルティーが登場しています。

2022年にははちみつ×紅茶ティーが多く登場していますよね!

 

またクラフトボスのティーシリーズは、仕事中や作業の合間など、オンタイム需要の先駆けとして人気を博しました。

私もクラフトボス レモンティーは何度もリピートして愛飲しています。

 

 

紅茶をコンビニやスーパーなどで購入し、オンタイムに飲む方が増えたことで、紅茶に対する興味・関心そのものが増加しているのではないでしょうか。

実際に2020年にはリーフやティーバッグ紅茶の売上も前年比52%増と好調でした。

巣ごもり需要と合わせて、紅茶が日常に広まりを見せています。

 

微糖・無糖の紅茶にも注目が集まる

健康志向が高まりを見せている為か、あるいはブラックコーヒーを好むビジネスマン層なのか、紅茶でも微糖・無糖が好調です。

午後の紅茶でお馴染みのキリンビバレッジは「コーヒーとは違い、適度なカフェインの飲料というポジションを紅茶が獲得したことが大きい」と分析しています。

 

コカ・コーラも2021年より無糖ティーへ力を入れており、今後も増加していくのではないでしょうか。

 

今後も紅茶市場の拡大は続く

今回は世界、日本の紅茶市場拡大について解説しました。

これまで以上に紅茶が注目されていることで、私の周りでも多くの人が紅茶を飲んでいる姿を見かけます。

 

特に国内メーカーはお手軽で美味しいオリジナルティーの開発を力を注いでいるなぁと感じていますので、今後も期待しています。

皆さんはどんな紅茶が登場してほしいですか?

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