【有機栽培】オーガニック紅茶とは?【おすすめブランド5選】

2022年7月31日

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

  1. HOME >
  2. INFOMATION >

【有機栽培】オーガニック紅茶とは?【おすすめブランド5選】

2022年7月31日

紅茶界でもよく耳にするようになった『オーガニック紅茶』。

「自然に良い」、「身体に良い」というイメージですが、どんな紅茶が『オーガニック紅茶』かと聞かれると答えにくい。

オーガニック、無農薬、有機栽培。どれもそれっぽい言葉ですが、違いはあるのでしょうか。

 

ポイント

無農薬やオーガニックの定義は、国や認定機関によってまちまちだとご存じですか?

 

なんとなくオーガニック紅茶を飲んでいた方も、オーガニックの魅力やブランドの努力を理解すると更に美味しく紅茶を楽しめるかも。

また、後半では、「おすすめのオーガニック紅茶5選」についても紹介します!

 

流し読みされる方は、最初のまとめだけを読めばざっくりと理解頂けると思います。

この記事のまとめ

  • オーガニックは、化学肥料や殺虫剤なのど農薬を使用しない栽培方法。無農薬栽培とも言われる。
  • 日本では農林水産省の基準を満たす必要がある。
  • オーガニックへの取り組みはヨーロッパで盛ん。日本に比べ、厳格な基準も。
  • オーガニックは人体に優しく、高い栄養価が期待される

 

 

オーガニックとは?

日本語では一般的に、有機と訳されるオーガニック。

化学肥料や殺虫剤などの農薬を極力使用せず、自然の恵みを大切にした農業、栽培方法」を指す言葉です。

オーガニックな栽培方法を無農薬栽培、有機栽培などとも呼びます。

 

「オーガニック」や「有機栽培」という表示をするには、国や認定機関の基準を見たす必要があります。

日本では、農林水産省の基準を満たすことで、商品に表示できるようになります。

 

オーガニックの基準は国や認定機関によってまちまちです。

例えば、ヨーロッパではオーガニックへの取り組みが盛んで、日本に比べ基準が厳格です。

 

日本のオーガニック規格【有機JAS】

有機JASマーク。スーパーなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

農林水産省が認めたオーガニック規格「有機JAS」を満たした食品にのみ貼ることのできるJASマーク。

 

日本で「オーガニック」や「有機」という名称を使用できる食品はJASマークが貼られたものだけです。

紅茶のパッケージにJASマークがあれば、オーガニック紅茶ということです!

 

オーガニック紅茶の特徴

オーガニック紅茶は人体への悪影響がなく、食品本来の栄養価を損なわないと考えられています。

栄養価については、有機栽培の優位性は認められないという主張もあります。

少なくとも食の安全性という点については、化学肥料や農薬を使わないオーガニック紅茶が最適です。

 

一方で、オーガニック紅茶は一般の紅茶に比べ割高な傾向にあります。

有機栽培は、「土量を改良する必要がある」「害虫や雑草を人力で取り除く必要がある」というようにコストがかかります。

 

ですが、少しでも安全性の高い紅茶を楽しめるなら、金額以上の見返りがあります。

特に、茶の樹は病気に弱く、虫が好むため、年間10回以上の農薬散布が行われることも少なくありません。

安心して、紅茶を味わいたい方はオーガニック紅茶をおすすめします。

 

おすすめのオーガニック紅茶ブランド5選

最近では様々なブランドがオーガニック紅茶を販売しています。

まだまだ、通常の紅茶から見れば、選択肢は少ないですが、美味しいオーガニック紅茶は沢山あります。

今回は、私が飲んだことのあるオーガニック紅茶のおすすめブランドを5選ご紹介します。

 

クスミティー KUSMITEA



150年を超える歴史を持つフランス・パリの紅茶ブランド『クスミティー(KUSMI TEA)』。

老舗の高級紅茶ブランドで、古くから多くの愛好家に愛された紅茶を販売しています。

2020年、「販売するすべてのお茶をオーガニックに移行する」と宣言し、オーガニック紅茶ブランドに生まれ変わりました。

オーガニック紅茶移行前、移行後も飲んでいますが、味が変化することもなく、伝統ある味わいそのままです。

 

アナスタシア


クスミティーの代名詞ともいえるアナスタシア。

世界中で一番人気のこちらは創業者自らが生み出したレシピで、日本でも一番人気のフレーバーティーです。

ベルガモット、レモン、オレンジの香りが複雑に交わり、うっとりするほど心地のよいフレーバーを生み出します。

 

クリッパー Clipper

イギリス創業のオーガニック紅茶ブランド。

イギリス市場にオーガニック紅茶を広めたブランドの1つで、世界的に人気なオーガニック紅茶を生産しています。

多くの紅茶がカフェインレスという点も嬉しいポイント。

 

 アッサム ブレンド


アッサムをブレンドしたカフェインレスの紅茶。

夜に本格的な紅茶を楽しみたい方におすすめです。

 

ハムステッドティー HAMSTEAD TEA

ロンドンで最初のオーガニック紅茶ブランド『ハムステッドティー』。

ダージリンのマカイバリ農園をはじめ、シングルエステートにこだわった高品質の茶葉を使用しています。

 

ポイント

シングルエステートとは、単一茶園のこと。

つまり、1つの農園で摘まれた茶葉だけを使用しているということです。

 

ローズヒップ&ハイビスカス


酸味のある味わいが濃厚なハーブティー。爽やかな風味は夏に良くあいます。

真っ赤な水色も美しく、冷やしても美味しい紅茶です。

 

ひしわ

日本最初の「有機JAS認証」を獲得したお茶メーカー。

ケニアやインドの農家で栽培した茶葉を使用した紅茶が人気です。

全体的に優等生でありながら、どっしりとした味わいが魅力。

 

ケニアティー

渋みを抑えつつも、適度なコクと柔らかい味わいが美味しい紅茶です。

香りは控えめですが、癖のない風味はストレートでもミルクでも楽しめます。

普段使いしたいと思わせてくれる味わいです。

 

ジャフティー JAF TEA

スリランカで75年以上続く老舗紅茶ブランド。

スリランカ産茶葉を100使用し、単一茶園にこだわった高品質が人気。

世界トップクラスのホテルや航空会社にも採用される、私の大好きなブランドです。

 

ポイント

全ての商品がオーガニックではないので、注意してください。

 

ダージリンティー

セカンドフラッシュのダージリンを贅沢に使用したオーガニック紅茶。

甘いフレーバーとシャンパンを思わせる色合いが人気。

飲みやすい味わいながら、存在感のあるボディは本当に美味しいです。

 

自然と自分のためにオーガニックを選ぶ

オーガニック紅茶は、どんどん数が増えており、魅力ある紅茶が次々に登場しています。

クスミティーのように、オーガニック紅茶へ生まれ変わるブランドも出てくるかもしれません。

 

残念ながら、一部のオーガニック紅茶は、味わいが薄かったり、香りがほどんど感じられないといった面もあります。

今回ご紹介したブランドの商品は、味わいにもこだわったオーガニック紅茶ですので、まずはこちらから初めてみてはいかがでしょうか。

 



© 2024 紅茶専門ブログ Men&Tea