【幻の紅茶】インド紅茶シッキムの魅力【州全てがオーガニック】

2022年8月11日

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【幻の紅茶】インド紅茶シッキムの魅力【州全てがオーガニック】

2022年8月11日

世界中で愛されるインド紅茶の中で、『シッキム』という名前はご存じですか?

インド紅茶の中でも、紅茶愛好家によく知られ、一般にはあまり知られていない紅茶。

残念ながら日本で飲む機会はあまりありません。

 

年間生産量は約100トン

そのほとんどは、プライベート・セールで販売されています。

※ちなみに、ダージリンの生産量は年間1万トンです。

 

その希少さから「幻の紅茶」とも言われるシッキムは、どのような紅茶なのでしょうか。

味わいや特徴を、その歴史も交えて解説していきます。

 

>>美味しい飲み方を知りたいかたはこちら

 

 

 

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時間がない方は、まとめでざっくり理解しちゃいましょう!

この記事のまとめ

  • 幻の紅茶と呼ばれる。
  • シッキム州唯一茶園、テミ茶園でのみ作られる。
  • オーガニック栽培された紅茶。
  • ダージリンと同様に、クオリティーシーズンが年3回。

 

 

 



 

 

 

シッキムの特徴

シッキムはインドの北東、ブータンに隣接するヒマラ山脈のふもとに位置します。

ヒマラヤ周辺には100を超える川や氷河があり、多くの山々が連なる自然に恵まれた土地です。

ですが、紅茶の栽培という点においては、岩石が多く、農業に向かない地と考えられています。

 

シッキム州

ダージリンとチベットの中間に位置し、かつてシッキム王国が存在した場所が、シッキム州です。

シッキム王国は、1642年に設立され、1975年に国民投票により併合が望まれたため、300年以上の歴史に幕を下ろしました。

併合後、インド22番目の州となっています。

 

美しい山々と、ネパール、ブータン、チベット、ダージリンに囲まれており、かつてはチベットの玄関口として交流が盛んでした。

インド州でありながら、様々な文化の交流地点であり、独自の雰囲気を持っています。

 

シッキム唯一の茶園

シッキム州には茶園が一つしかありません。それが「テミ茶園」。

南地区テミ地方にあり、シッキム州唯一の茶園であり、「インド政府が唯一運営している茶園」でもあります。

テミ茶園の始まりは、1969年、当時の王様が440エーカーの土地を開拓し、人々に働き場所を提供したことがきっかけです。

 

現在でも、約500人の労働者に加え、季節により100人以上の臨時労働者の仕事を支えています。

インド内においても水準以上の給料と、託児施設や医療体制といった福利厚生が充実しています。

 

元々は、テミ茶園で作られていた紅茶はダージリンとして出荷されていました。

ですが、近年、質の高い茶葉を生産していることが評価・注目され、シッキムとして有名になったのです。

 

オーガニック農法への取り組み

テミ茶園では、2005年からオーガニック農法への取り組みをはじめ、2008年には、茶園全体でオーガニック農法を採用しています。

州全体がオーガニックに切り替わることは、インドでも珍しく、シッキムがいかにオーガニックへ力を入れているかが分かります。

 

ポイント

シッキムはフェアトレード生産者でもあります。

 

シッキムの風味と水色、クオリティーシーズン

風味と水色

水色は、美しいレモン色。

立地的にダージリンに近いこともあり、香りはマスカットフレーバーを感じます。

スッキリとした口当たりは、わずかにストラスを感じさせるもので、まろやかなで透明感のある風味が特徴です。

 

なにかとダージリンと比較されますが、大きく異なる点は渋み。

直線的な渋みをもつダージリンに対し、シッキムは丸みを帯びた、柔らかい渋みがあります。

ダージリンの渋みが苦手な方は、シッキムを一度飲んでみてください。

 

また、シッキムは抽出時間を重ねると違うキャラクターが顔を出してくる紅茶です。

水色は、セピア色に。香りは甘みがあり、落ち着いた味わいになります。

この風味の深さも愛好家に愛される理由の一つでしょうか。

 

クオリティーシーズン

シッキムは3月~11月が収穫時期。基本的に冬には収穫されません。

クオリティーシーズンは、ダージリン同様、年3回訪れます。

  • 春:ファーストフラッシュ
  • 夏:セカンドフラッシュ
  • 秋:オータムナル
ファーストフラッシュ
  • 収穫時期:3月~4月
  • 爽やかで花を思わせる香りが特徴
  • マイルドな口当たり
セカンドフラッシュ
  • 収穫時期:5月~6月
  • 最も高品質と評価される
  • マスカットフレーバーを感じ、バランスの良い味わい
  • しっかりとしたコクを感じる
オータムナル
  • 収穫時期:10月~11月
  • 最も花の香りを感じるフレーバー
  • 重厚感のある強い味とコク

 

美味しい飲み方

ストレート

希少なシッキムはストレートがおすすめ

それぞれのシーズンで、ストレートの良さがあります。

 

シッキムはワインのように、年によって味わいが異なります。

同シーズンであっても、甘みが強い年もあれば、重厚なコクと渋みがある年もあります。

 

シッキムの魅力を楽しむためにも、まずはストレートで味わいましょう。

 

アイスティー

すっきりとした飲み口のセカンドフラッシュなら、アイスティーもおすすめ。

まろやかな風味と花の香りがアイスティーにマッチします。

オンザロック方式で是非味わってみてください。

 

幻の紅茶シッキムの魅力

今回は幻の紅茶『シッキム』について解説しました。

インド紅茶では、ダージリンやアッサム、ニルギリが高い知名度を誇りますが、他にも素晴らしい紅茶があります。

 

種類によって特徴やキャラクターがまるで違うことが、インド紅茶の魅力。

シッキムやドアーズと言った、有名でない銘茶を知ることで更なる魅力に迫れます。

 

 

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