【おすすめ5選】注目度上昇中!和紅茶とはどんな紅茶?味や香りをご紹介

2022年11月5日

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【おすすめ5選】注目度上昇中!和紅茶とはどんな紅茶?味や香りをご紹介

2022年11月5日

紅茶の産地と言えば、インドやスリランカなどのイメージがあります。

ですが、最近大きな注目を集めているのが、日本の紅茶「和紅茶」です。

 

日本のみならず、世界中で話題になっています!

 

2022年10月26日、世界中からお茶が出品されて審査されるイギリスの評議会 THE LEAFIES 2022 - INTERNATIONAL TEA ACADEMY AWARDSでは、和紅茶が世界一である最高賞を受賞して大きな話題になりました。

今回は、和紅茶について解説します。

 

「和紅茶の特徴とは?」「海外の紅茶となにが違うのか?」などを知って、和紅茶をより楽しみましょう。

 

 

 

 

 

和紅茶とは?

和紅茶とは「日本で生産された紅茶」です。

もう少し具体的に言うと、日本で栽培した茶葉を使用して作られた国産100%の紅茶と言えます。

 

ポイント

紅茶の元となっているチャノキは日本でも多くの品種が栽培されています。

チャノキには緑茶向きの品種、紅茶向きの品種などがあるのをご存じでしたか?

 

和紅茶は、「国産紅茶」「地紅茶」とも呼ばれていますが、和紅茶と呼ばれるのが一般的です。

ただし地紅茶は、厳密には国産紅茶という意味なので、「日本の地紅茶」というのが正しいですね。

 

和紅茶の生産地は?

引用:紅茶の会-地紅茶-

上図は、全国地紅茶サミット世話人会調査のデータです。

ご覧のとおり、日本各地で和紅茶は作られています。

 

  • 静岡
  • 鹿児島
  • 宮崎
  • 熊本
  • 埼玉
  • 京都

 

お茶の生産地として有名な静岡県。

静岡の生産量は、和紅茶の国内生産量の約70%を占めるほど。

 

静岡の山間部は、良質な茶葉の栽培に最適な環境と言われています。

 

九州地方の活躍も目立ちますね。

とくに熊本県は、今、再注目の栽培地ではないでしょうか。

 

前述した世界一に輝いた和紅茶に加え、熊本県の岩永製茶園がMAVERICK TEA AWARDにも選出されるなど、話題になっています。

 

和紅茶の歴史

和紅茶の始まりは古く、戦後すぐのことでした。

戦後の日本はいち早く農業が回復し、和紅茶を海外へ輸出して復興していた時期があります。

日本のみならず、植民地としていた台湾でも紅茶を生産していました。

 

和紅茶はヨーロッパや世界へ流通していきましたが、次第にインドやスリランカの良質な紅茶に押されることに。

 

安価で品質の高いインドやスリランカ紅茶が、世界中で広まったことで和紅茶は変革を余儀なくされます。

 

また、国内でも1971年に紅茶輸入自由化が解禁されたことで、安価で良質な紅茶が輸入されだします。

 

このような背景の中、日本では紅茶から緑茶・抹茶へ切り替わる流れができました。

高品質で高級なイメージが付けやすい緑茶の方が売れやすかったため、和紅茶の生産者は減少し、日本=緑茶のイメージになります。

 

和紅茶の風味・特徴とは

和紅茶には大きな特徴が3つあります。

  • まろやかでクセが少なく飲みやすい
  • オーガニックな紅茶が凄く多い
  • 品種やブランドによって、味の深みが異なる

 

日本の四季豊かな風土で栽培された和紅茶は、全体的に繊細で渋みが少なく、まろやかな味わいになります。

品種によっては、コク深い和紅茶などもありますが、海外の紅茶に比べると、控えめな印象の紅茶が多いです。

 

多くの和紅茶が有機JASマークの認定を受けています。

世界的なオーガニックフードの流れに、高品質で安心安全の和紅茶はマッチしていますね!

 

和紅茶は、品種によって特徴が異なります。

以下では、代表的な品種をまとめました。

 

べにふうき

和紅茶の代表格と言えば、べにふうきです。

アッサム種をベースに、ダージリンがこう配された品種。

柔らかいながらも主張する渋みと、深みのある旨味、コクを感じられます。

 

べにふうきは、病気や虫にも強いので、栽培がしやすい品種です。

 

ストレートに適した和紅茶の中でも、ミルクティーに合う品種として人気。

発酵具合により味や香りに差が生まれるので、同じべにふうきでも風味の違いを楽しめます。

茶園により味わいを楽しめるのは、嬉しいポイントです。

 

べにひかり

緑茶を思わせるシャープですっきりとした味わいが、べにひかりの特徴です。

最近では、べにひかりの流通も増えてきました。

 

寒さに強く、発酵性が優れた品種のため、緑茶栽培の傍ら、べにひかりを栽培している茶園もあります。

 

キレ味のある渋みや旨味は、アイスティーにしても美味しく、甘いスイーツとの相性も抜群です。

 

べにほまれ

花を思わせる香りがありながら、爽やかな後味を感じるべにほまれ。

日本で初めての紅茶専門品種でもあります。

 

ワインのような水色は、見た目のよさも際立つ色合いです。

 

じっくりと蒸したべにほまれは、甘い花のような香りが引き立ち、コクのある深い味わいに。

ミルクとの相性も抜群で、砂糖を入れても美味しい品種です。

 

やぶきた

緑茶として有名なやぶきたですが、紅茶にすることで中国茶のような旨味を存分に含んだ味わいになります。

やぶきた特有の風味が残り、緑茶と同じように心が落ち着く風味が人気。

 

玉露とは違う、和紅茶の旨味を感じる品種です。

 

旨味と渋みのバランスがよい品種ですが、香りに強さはないので、紅茶らしい味わいを感じたい方は注意!

日常茶として飲みやすい紅茶です。

 

ただにしき

アッサム種を国内で何度も改良してつくられた、ただにしき。

アッサムの味わいを残しつつも、渋みや香りを抑えた飲みやすい品種です。

 

ただにしきは希少な品種で、栽培している茶園はごく一部。

 

年間生産量が400kgとも言われ、市場への流通量が少ないことでも有名です。

飲む機会があれば、しっかりと味わいを楽しみましょう。

 

おすすめの和紅茶

ここでは、おすすめの和紅茶をご紹介します。

繊細でまろやかな口当たりと、優しくも深い味わいの紅茶を選びましたので、参考にしてくださいね。

 

お茶のカジハラ 和紅茶 13p


イギリスの評議会で世界一に輝いた「お茶のカジハラ」から、和紅茶のティーバッグをおすすめします。

こちらは夏積み在来の和紅茶で、非常に美味しく、おすすめの一品。

 

賞をとった夏摘みべにふうきはすでに、完売が続いており、公式サイトでも購入が難しい状態です。

まずはこちらの商品でお茶のカジハラの和紅茶を体験してみませんか?

 

天の製茶園 天の紅茶 リーフ 40g×3袋



熊本県水俣の標高600mに広がる天空の茶畑で栽培された和紅茶。

渋みはほとんどなく、飲みやすい味わいが人気です。

 

味わいは、ほうじ茶にも似た味わいで、香ばしさを感じる風味が好きな方におすすめ。

ほんのりした甘みは、ストレートはもちろん、柑橘系をスライスして入れても美味しい味わいになります。

 

バンドティーカンパニー  プレミアム 和紅茶 10p


 

高級茶専門店バンドティーカンパニーは、日本国内でもバイオリエンタルホテルにお茶を提供するなど高品質で人気のブランドです。

バンドティーカンパニーの和紅茶は、静岡県・川根産。

 

高地で有機栽培された高品質な茶葉は、上品な甘みと格式高い香りが特徴です。

おしゃれなデザインで、お手軽なティーバッグなため、ギフトにもおすすめ。

 

和香園 鹿児島産 和紅茶 50g リーフ 一番茶使用 べにふうき


鹿児島県産の一番茶のみを使用した、丸みのある味わいと、リーズナブルさが人気の商品です。

品種はべにふうき。

 

和紅茶にしては、渋みをしっかりと感じられるので、美味しい渋みが好きな方におすすめ。

和紅茶らしい上品な味わいを堪能ください。

 

有機栽培 宮崎紅茶 50g 巣鴨のお茶屋さん 山年園


宮崎県高千穂渓谷を流れる五ヶ瀬川の最上流にある茶畑で作られたこちらは、厳選された茶葉を使った山年園限定の紅茶です。

徹底的にオーガニックにこだわった味わいは、深い発酵により甘い香りを楽しめます。

 

渋みが少なく、上品な味わいですが、しっかりとしたコクを感じることのできる紅茶です。

大事な日に飲む高級な和紅茶としていかがでしょうか。

 

和紅茶を飲んで、さらに日本の紅茶を盛り上げよう

いかがでしたでしょうか。

和紅茶は、戦後、日本の復興を支えた歴史がありました。

一時期は、低迷していましたが、日本の高い品質と細部にまでこだわった味わいは、世界的にも認められつつあります。

 

さまざまな和紅茶の製品が登場していますので、ぜひ和紅茶を飲んで、日本の紅茶をもっと盛り上げましょう!

 

 

 



 

 

 

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