白と赤を基調としたシンプルながらおしゃれなデザインに、おなじみ午後の紅茶の文字とロゴ。
午後ティーHAPPINESSプロジェクトで販売された「2022 熊本県産いちごティー」を今回はレビューします。
午後ティーHAPPONESSプロジェクトとは
復興応援先の国産素材を使用した紅茶の販売、売上に応じた寄付による継続的な復興応援プロジェクト。
紅茶を飲んで、美味しく復興を応援しましょう!
紅茶とゆうべにのコラボなんて美味しいに決まってる!ということで店頭で見かけた私は、即購入し味わわせて頂きました。
想像以上に複雑な魅力を持ったフルーツティーでした!
ゆうべにの魅力を表現したフルーツティー
普段、加糖の紅茶はあまり飲まない私ですが、こちらは一目見て味わってみたいと思わせられました。
紅茶を飲んで、わずかでも熊本への復興応援ができるなんて嬉しいですよね。
ポイント
1本につき3.9円(サンキュー)が熊本の復興支援に活用されます。
じつはこちらはプロジェクトは第2弾。昨年の第1弾では、総額38,704,630円の寄付金が集まったそうで、如何に多くの方に熊本県産いちごティーが親しまれたかわかりますね。
今年も熊本県産いちご「ゆうべに」と、熊本県産紅茶葉を一部使用したフルーティーということで期待値が高まります。
コップに注いだ瞬間、ふんわりと広がる甘い香りが心地よい。
フルーティーな香りが一気に主張しますが、しっかりと香りを楽しむと茶葉の香りが顔をだしてきます。
香りだけでも単純なフルーツティーではないのかなと感じさせてくれました。
水色は綺麗な淡い金色。一見薄く見えますが、口に含んだ瞬間、芳醇ないちごを思わせる味わいが口いっぱいに広がります。
口当たりは柔らかく、素早く喉にしみわたり、次の瞬間、甘みと同時に紅茶の酸味と風味をしっかりと感じることができる。
喉の奥に残る渋みと口に広がった甘みが後味として残りますが、スッと消え次の一口を飲みたくなります。
飲んだ瞬間はイメージ通りの甘いフルーツティーという印象ですが、口に広がる味わいや後味は想像以上に複雑で魅力的な紅茶だと感じました。
香りもただいちごの香りをつけました、というわけではなくフルーツティーとしての完成度が高い!
熊本産のゆうべには甘みと酸味のバランスが絶妙ないちごということで、こちらの商品も上手くゆうべにの魅力を表現しています。
特に、飲みやすく優しい味わいながら、酸味や渋みをしっかりと感じ、紅茶の旨味とゆうべにとの融合を見事に果たしていると感じました。
砂糖の味わいが最後まで口に残るのは、個人的にはあまり好きではないのですが、これに関しては甘みを表現するには仕方がないかと思います。
果汁や熊本産茶葉の割合は決して多くなかったため、もう少しシンプルな風味かなと考えていましたが、想像以上に複雑で奥深い紅茶でした。
フルーツティーとしての完成度が高く、流石は長い歴史を持つ午後の紅茶ブランドという商品になっています。
美味しく、復興応援ができるのは嬉しいポイントですよね。商品そのものも非常に魅力的な紅茶ですので、是非一度味わってみては如何でしょうか。