贅沢なフルーツをブレンドした、満足感のある味わい。
コーヒーブランドとして人気を博しているクラフトボスから、甘く美味しいフルーツティーが販売されているのでレビューします。
お馴染みのボスのロゴに、馴染みのない明るい色合いの商品が目を引いたため、コンビニで購入しました。
クラフトボス 紅茶シリーズとは
若い世代や女性を中心とした既存の紅茶ユーザーだけでなく、新たなターゲットを開拓する紅茶シリーズ。
紅茶に馴染みのなかった男性にも「仕事中に飲みやすい、スッキリ系紅茶」と大好評。
引用:クラフトボス フルーツティー 商品情報 サントリー (suntory.co.jp)
クラフトボス紅茶シリーズの第4弾で、昨年のレモンティーも美味しかったのでこちらも期待です。
非常に満足感が高く、甘い系の飲み物が苦手な私でももう一度飲みたいと思わせてくれました。
ただ、後味の甘みが口に残る感じは強めでしたが。
芳醇で繊細な香りと甘さが心地の良いフルーツティー
透明のパッケージに、美しい色合いは夏らしいデザイン。
クラフトボスと言えば真っ黒なイメージしかないので、華やかなデザインは特に驚きました。
どんな味わいなのだろうと蓋をあけ、まずは香りを楽しみます。
まるで新しいフルーツかと思わせる、調和されたフレーバーが心地よい。
パイナップルやオレンジの香りが強いのかと思いましたが、甘く食欲をそそる香りは独自の魅力を持っています。
5種類のフルーツ(オレンジ・りんご・もも・パインアップル・マンゴー)をブレンドしていますが、香りだけでは全てを言い当てられませんでした。
水色は明るい黄金色で、一見すると薄いように見えますが、口に含んだ瞬間に勘違いだった思いました。
甘いフルーツを食べたのかと思うほどの風味を感じ、次の瞬間には、口全体に芳醇な香りと甘さが広がります。
口いっぱいに満足感のある味を感じ、しみわたるように「美味しい」と思いました。
オリジナリティのある香りは、芳醇で繊細。
後味は僅かに苦味が顔をだしますが、後味はすっきりとして、スッと口の中から消えていきます。
余韻は口全体に広がる柔らかい甘さと香りです。
甘さは長い時間残り、次の一口を飲みたいと思わせます。
風味はかなり濃い目。ロックでも美味しいのではと試してみましたが、想像通り味わいが損なわれることはありませんでした。
キンキンに冷えていた方が味わいが濃縮されているように感じ、美味しいと思ったのは私の味覚のせいでしょうか。
凍らせて味わうこともできるので、これから暑くなる夏場は重宝しそうです。
シャーベットにしても面白いかもしれません。
最も気に入ったのは、芳醇で繊細なフレーバーです。
上手く調和されたフルーツの香りが、人工的な嫌味も殆どなく、鼻孔を満たしてくれます。
後味に砂糖の甘みが残るのは、個人的には苦手です。
これはもう少しさっぱりしてほしかったと思いますが、これだけの甘みのある味わいを出すには仕方がないのでしょう。
カロリーはエネルギー(100mlあたり)29kcalと普通かなという印象です。
毎日飲むにはちょっと高めでしょうか。
紅茶の渋みや苦みはなく、正直に言えば紅茶らしい味わいは感じることができませんでした。
ですが、ティーを飲み始めるきっかけとしてこのような商品あるのは有難いです。
フルーツのフレーバーティーとして飲むのではなく、フルーツの甘みを楽しむドリンクとして味わうのがおすすめです。
紅茶要素を楽しもうとするとちょっと期待外れかもしれません。
グラスに入れると一層高級なイメージになって美しい。
クラフトボスの紅茶シリーズはすっきりとした味わいが人気ですが、今回はかなり甘めな味わい。
昨年のレモンティーに比べると、若干ターゲット層が異なるのかなと感じましたが、勿論こちらも美味しいので一度味わってみてください。
私も次回は凍らせて味わってみるつもりです。